カラヨキフードを味わう

Monika Luukkonen

次にわたしはカラヨキの地元の料理をもっと試してみたくなりました。今回初めて、娘のアマヤ(Amaya/雨夜)を連れて、Tapion Tupa(一言でいうと“クマの家”という意味です。)にランチに来ました。そしてこの愛らしいログハウス仕立てのレストランは店内でも屋外でもクマたちのオブジェを見ることができます。

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Tapion Tupaレストランは魅力的な古きよきログハウスであり、農家さながらの雰囲気。(おもてはフィンランドの典型的な松林に囲まれています。)むき出しの木材の壁や天井から光が差し込んでいます。店内はパイン材のテーブルがあり、ブッフェテーブルの上にはヒンメリ(Himmeli/フィンランドの伝統的なわら細工のモビール)が天井から釣り下がっており、アンティークの銅のやかんや鋳鉄製のなべのコレクションが古い暖炉の飾りつけとして配されています。

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ブッフェ式のランチが供されている時間帯ではあったのですが、わたしたちは、あえてアラカルトメニューから選んでみることにしました。もちろんアマヤは子ども用メニューを選びたがりました・・・そのメニューとは“コグマの一皿”と呼ばれ、ソーセージやフレンチフライとサラダが盛り付けられていました。「おいしい!!」アマヤが言いました。「まさにこういうのが食べたかったの。」

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カラヨキの海に近づいてきたとき、わたしは魚料理を食したいと思い、“女漁師の白魚”と言われるようなメニューを選んでみたいと思いました。

この料理は好みのタイプの魚で、平らで一見鮭のようですが、白身のシーカ(siika)と呼ばれている魚です。わたしが頼んだシーカはスパイスをまぶして鍋で揚げ、マヨネーズを少し垂らしたソースと、茹でたじゃがいもとニンジンが添えてありました。シンプルでとてもフィンランドらしい一皿です。

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その日はとても冷えた冬の日で、アマヤはホットチョコレートと砂糖をまぶした大きなドーナツもデザートとして欲しがっていました。(結局彼女は、すべての食事が終わってその日食べ過ぎたことを認めていました!でもドーナツってつい誘惑されるんですよね。)

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Tapion Tupaはまた、小さなギフトショップが併設されており、ウールの靴下や陶器、キャンドルや食品などすてきな記念になるさまざまな地元の商品が販売されています。

特に毛糸のソックスは他のお店でみつけることができませんので興味ある方はコチラを

ご覧ください。www.tapiontupa.com

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夕方になり、わたしたちは以前アマヤと一泊したSanta’s Resort&Spaの近くにあるSandy Keltというアイリッシュパブで夕食をとりました。

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アマヤは再び“キッズバーガー”という子ども用の一皿を選んで、わたしはその店の定番メニュー“Biffo’s Big Burger”をいただきました。わたしの選んだ料理はこれでもかというほどお肉と具材がたっぷりでした!(ちなみにグルテンフリーのパンを選びましたよ。)このハンバーガーは地元のチップスとともに供されます。

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Sandy Keltの店内はとても温かみがあり、陽気でフレンドリーな雰囲気でした。春の陽射しのもとでそり滑りしてすてきなアウトドアを楽しんだり、スパで過ごした後に散歩したり屋外で楽しい時間を過ごしてすっかり疲れてしまったとき、このレストランでゆっくり過ごすのってすてきだろうな、と思います。www.sandykelt.fi

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オウルに戻る前の日曜日、わたしたちは洗練された地元のレストランMinRoséでランチをとりました。サーモンやイクラのおいしい時期だったので、わたしたちはブリヌイ(blinis/そば粉で作られるロシアのパンケーキで、しばしばイクラやサワークリーム、赤玉ねぎが添えられています。)をいただきました。そのブリヌイは、サーモンとディルのクリームが添えられ、サワークリームと赤玉ねぎが付け合わせ。MinRosé は好みの材料が選べるすてきなランチサラダをふだんから提供してくれています。(わたしは前回の訪問ですばらしいサーモンサラダを味わいました。)

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口の中に広がるおいしさのアップルパイ(バニラソース添え)と陽気に輝く春の陽射しは、再びオウルへ向かう帰路にふさわしい一日の始まりとなりました・・・。

www.minrose.fi

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モニカ・ルーッコネン:フィンランドのライフスタイル専門家でノンフィクションライター。モニカは日本でフィンランドのライフスタイルの本を複数出版しています。彼女の最初の著書『ふだん着のフィンランド』グラフィック社 2015年

http://www.graphicsha.co.jp/detail.html?p=31593

『フィンランド人が教えるほんとうのシンプル』 ダイアモンド社 2016年

http://www.diamond.co.jp/book/9784478069233.html

三冊目の著作が2018年4月に上梓される予定です。

 

 

翻訳:Miki Kanda

写真:Monika Luukkonen